患者生方様の体験談

患者生方様の体験談

こちらは特別のご厚意により、実名と顔写真付きで掲載を許可していただいた体験談です。

 

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1. 年齢、性別、お名前(またはイニシャルか仮名)
44歳、男、生方と申します。
2. お住まいを教えてください?
茨城から往復5時間の通勤通院をしていましたが、現在は体の負担を考え、鍼灸院がある石神井公園駅近郊に転居してきました。
 3. 病名はなんでしょうか?
IGA腎炎~腎不全に至っています。
4. 当院で治療をしてみようと思われたきっかけはなんでしょうか?
主治医も親身になって下さいましたが、今の医療では病気の進行を遅らせるだけで、結局のところ腎機能を改善させることはできません。実際に数値が改善している治療法があると知り絶対に受診したいと思いました。
5. 治療前のクレアチニン値はいくらでしたか?
6.44(2011年6月)でした。
6. 現在はいかがでしょうか?
施術後の検査で6.09その後5.65(2011年11月)まで下がっていましたが、二度風邪にかかってしまい10.2まで急激に悪化、現在は再び下がり始め9.3(2012年10月)です。
7. 治療を受けられて、数値以外に何か改善されたことはありますでしょうか?
足や腕が、あぐらをかいたり伸びをしたりするだけでつっていましたが、全くなくなりました。またむくみもひどく、足などは低反発枕のように押すとへこんで戻ってこない状態でしたが、それもなくなりました。体が楽になり、生きる気力が沸いてきました。
8. 同じような病名、症状でお悩みの患者様に、アドバイスやメッセージ等何か一言いただけますでしょうか?

アドバイスというのもおこがましいのですが、少し詳しく経緯を書かせていただきたいと思います。
やや愚痴っぽくなるかもしれませんが、すみません。元々は中学生の頃から血尿と尿タンパクが出ていた慢性腎炎でした。激しい頭痛に襲われ病院で検査をすると血圧が195-145あり、6年前に生検を受けIGA腎炎と診断されました。それからは食事制限を開始してその後、月に1回程度の通院で、クレアチニン1.8~2.0を維持していました。その後リーマンショックでリストラなどもあり、24時間シフト勤務に移り、しばらく通院もできない状況になりました。

 

昨年、東日本大震災の後ぐらいに、腹部を中心に全身に蕁麻疹ができ、ちょっとしたことで足や腕がつり、両足のむくみもかなり目立つようになっていました。体力も落ち疲れやすく、自分の息にアンモニア臭を感じるようになりました。異変を感じ恐る恐る病院に行くと、クレアチニン値が1.87(2010年7月)→5.69(2011年4月)へ悪化していました。

医者からは悪化が始まると崖から転ろげ落ちるように悪化していくので、シャント(透析に必要な血流を確保するための血管のバイパス手術)を作って緊急事態に備えるようにと提案されました。(体がパンパンにむくみ、意識を失って倒れ、高カリウム症で心臓が停止することもあるそうです。)

もはや扁摘パルスを受ける段階でもなく、活性炭の粉末を服用し毒素を吸着させる程度の治療しかないとのことでした。この時になってようやく、今までの治療が、結局のところ、検査で透析導入のタイミングを見ているだけだったということに気づきました。

 

透析を受けながら都内への勤務は難しいですし、地元では工場ばかりのため身体的に無理があります。

ネットで情報を収集したところ、有望と思えたのが漢方薬と気功、針治療でした。
しかし効果を具体的な数値で公開しているのは(コスト面で現実的なのも)、針治療しかありませんでした。

まず受診したのは中国針で、そこは難病と呼ばれる各病状別の治癒数など、診療実績数をホームページで公開し、芸能人が施術を受ける動画なども公開していて信頼できるように思えました。場所も新橋にあり、帰宅途中に寄ることができました。先生は中国出身で、治療は1回6,000円、当面の間は毎日通院するようにとのことでした。服を着替え、先生が頭頂部から足の先まで数箇所針を刺し、その後スタッフがそれに電気を流す設定をします。その際、へその下の針にモグサをのせ点火するのですが、火球が皮膚の上にぽとりと落ち、火傷し水ぶくれになりました。初めてだったのでこういうものかと思い、燃え尽きるまで耐えました。

しかし通院しているうちに、診察料と同額のキャンセル料を請求されることや、累計3回のキャンセルで事前予約ができなくなる、領収書の発行にも手数料がかかるなど、これでは効果があるとしても、費用の面を含めとても継続できないと思うようになりました。患者さんと先生が怒鳴りあう場面も目撃しました。
今思えば公開されている数値も件数のみで、クレアチニンの数値の公表はなく、治療の効果を裏付けていたわけではないことに気付きました。

 

通院を悩みながらも他に信頼できそうな先生はいらっしゃらないかと、諦めず情報収集したところ、小松先生のホームページに辿り着きました。情報量も多く読み応えのあるもので、具体的な数値が公表され、他とは違う真剣さを感じました。早速メールしてみたところ、すぐに丁寧な返信があり、診察の時間を取って下さいました。その時点でのクレアチニンが6.44、食欲はあるものの、前述の通り疲労感が大きく、普通に駅から歩くだけでぐったり、全身に発疹が広がり、手足がむくみ、つることが多くなっていました。

診察は独特の方法で、治療は本当に両手だけの簡単なもので(受ける側としては)、どうしてこれが腎臓に効くのか、何度受けても不思議でなりません。(もちろん裏付けされた理論に基づいているのだと思いますが。)そして食事制限の重要さ、運動の制限、病院では聞くことができなかった透析患者の現実など、具体的なことを説明して下さりました。

 

また、伏線に考えていた漢方薬の服用で、かえって悪化させてしまう例もあること、
現状としては5.0台まで下がる可能性があり、後はできる限りそれを維持して透析を回避しましょう、などのご説明をいただきました。治療については、週2~3回(自分の数値から見ると3回が望ましい)定期的に欠かさず治療を受けるようにとのことでした。医者が首をひねるには一ヶ月ぐらいはかかる、という言葉が非常に魅力的でした。早速頂いた提案どおり、口にしたものを全て記録に取るようにしてみたところ、
これくらい、とつい口にしていたものが、一日トータルではそれなりの量に達していることが分かりました。

病院の指導ではタンパク質は標準体重×0.6g必要と言われましたが、食欲と相談すると全然足りず、しかし検査の数値をみるとそれでは多すぎのようでした。主食は春雨に、味付けはすべて薄口で、調味料は酢とごま油、醤油はスプレーで吹きかけるかポン酢にし、カロリーは飲料やゼリーで取るようにしました。惨めな気持ちになることもありましたが、透析になっては後戻りできないと思い頑張りました。施術については指示いただいた通り間を開けない様、週3回行って頂きました。
結果、初月6.44→6.09まで下がり、その後も施術を受け続け5.65まで下がりました。
通勤・通院に往復5時間と、16時間拘束の夜勤を続けながらの結果なので、本当に奇跡だと思いました。
担当医も首をかしげていました。

 

2012年1月末、職場で風邪がはやり、自分も感染し熱が39度に上昇してしまいました。
以前のように激辛ラーメンとサウナという荒療治も通用せず、腎臓へ負担がかかるため解熱剤や頭痛薬も服用できません。今までとはまったく勝手が違いました。前回12月末の検査では5.97でしたが、1/27夜間緊急での検査の結果7.06、4日後の再検査では8.52まで上昇し、この時は、転職を含めシャントの手術をして透析の準備に入るよう通告されました。小松先生に相談したところ、急激な数値の上昇の場合数値が下がりやすい傾向にあり、また施術の回数と効果はある程度までは比例するとのことで、しばらくは週5回、可能な限り毎日治療を受けるようにとのお話でした。そして予約で一杯の中でしたが時間を取って下さり、週5回、日によって1日に2回、施術して下さいました。また、毎日往復5時間の通勤を軽減させるため、都内の格安アパートに転居しました。

 

その結果2週間後の検査では、8.52→6.65まで数値が下がりました。

その後は検査の結果にあわせ、週3~5回の施術をしていただき、数ヶ月に渡り6.73~7.37を維持し、担当医もいつしかシャントの話を持ち出さないようになりました。

しかし8月、再び風邪にかかってしまい、激しいめまいで起き上がることもできない状態になりました。
前回の経験を踏まえ十分気をつけていたつもりだったのですが、ちょっとした油断でかかってしまいました。
茨城への通院(筑波大の先生が担当医)も厳しい状態で、近くの内科では血液検査もしてもらえず、普通の風邪薬と抗うつ剤を処方されました。この時、都内の腎臓専門医に移ることを決意しました。この時の数値が8.29、2週間後には風邪もめまいも回復しましたが9.89に、その後病院を移ってからも、最大で10.2まで上昇してしまいました。こうなると後がありませんが、小松先生にも励まされ、希望を捨てず針の治療だけは受け続けています。専門医の判断では、クレアチニンは確かに高い数値だがBUNが低いため、緊急性はまだ高くないとのこと。通常BUNはクレアチニンの10倍程度を示すそうですが、この時は66.4でした。体にむくみが見られないため、むくまない限りはたくさん水分を補給したほうが良いとのことでした。利尿剤も服用していないのにこの状態を維持していることには驚かれていましたが、これも針の効果だと思います。


今思えば、もっと初期の段階から手指針の治療を受けていればよかったと思います。医者はその見通しについては何も語ってくれず、自分も医者に任せておけば悪いようにはならない、と甘く考えていました。
保存療法と言いますが、実際には腎機能が改善するわけではなく、結局のところ透析予備軍でしかない、ということを改めて思い知りました。ですが手指針の施術で、クレアチニンの数値が実際に下がりました。
透析の回避は事実上の延命治療です。もしかしたら将来は、iPS細胞の研究や再生医療が進み、失われた腎細胞が復活する日が来るかもしれません。今後も可能な限り針治療を続けて行きたいと思います。

最新の10月の検査では10.2→9.3と再び下がりました。これからもどうぞ、宜しくお願いします。

小松院長から

大変長い体験談、ありがとうございました。わたくしも、腎不全の治療という未踏の分野であり、すべての患者様が私の先生でした。生方様からは、大変多くの事を学ばせていただきました。そして、それをフィードバックして今現在、自分の治療法の完成形に近づきつつあります。2016年現在。

 

下記画像は上記体験談の直筆のものをスキャンしたものです。クリックしていただきますと、拡大いたします。

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