腎臓病患者様のおすすめ「おせち料理」
あけましておめでとうございます。
2022年より、院長自らが腎臓病の治療日誌を書かせていただきます。
内容は、実際に来られた患者様からのご質問や、アドバイス、過去の患者様の改善データーの説明、最新の患者様のデーターの掲載と説明、などをわかりやすく続けていきますのでぜひご覧ください。
第1回目は、食事編で「腎臓病患者様のお正月料理について」
お正月は日本人にとって特別の日ですね。他のアジアの国ではほとんどが旧暦になりますし、欧米では1日のみが休日のようです。
お正月とは切っても着れないものがおせち料理です。これは、タンパク質と塩分の塊のようなものです。
おせちだけが悪いのではないでしょうが、お正月にクレアチニンの数値が悪化される方は大変多いのも事実です。
当院に来られた患者様には、ミールタイムの食事カタログを差し上げていますが、そこから出ていますわたしのおせち「ヘルシータイプ」というメニューを頼んでみました。
2段重ねになっていて、料金は9.000円弱。カロリー713、タンパク質52グラム、塩分5.4グラム、となっていました。「タンパク質調整タイプ」だと、塩分が同じでタンパク質があと10グラム少ないようです。
これ、思ったより質感が良かったです。
1回で食べきるとだめですが、元日に2回に分けていただければタンパク質、塩分ともに合格点ですね。
正直、私二人で生活しておりまして、通常のおせちは量が多すぎました。
いつも残してばかりで、このサイズですと二人で1食、一人で2食分ですから、腎臓に問題がなくてもちょうどよい分量だと思います。
皆様も是非お試しください。
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